マンスリー Fun 登山はゆるめのお山で自然観察、地形観察、山座同定、観天望気などを楽しみながら下山後の温泉やカフェでまったりと山行を振り返ります。
疲れないゆったりペースで歩きますので普段見落としがちな植生やお山にまつわるエピソードを発見しながら歩く山行はピークハントとは違った楽しさを体感できます。

LifeLabo登山部講習山行では地図読みへの苦手意識払拭、読図入門として「読図体験」をしながら山行を進めていきます。
机上で難しく考えるのでなく、目に見えている地形、景色が地形図ではどう表されているか、この分岐はどちらに進めばいいのか。
現場で体験、考え、そしていつしか地図読みが好きになる。
難しい勉強はその後にいくらでもお伝えします。

高尾いろはの森で植生を学ぶ

【このコースのお楽しみポイント、学びどころ】
① いろはの森登山コース
高尾山は、暖温帯系の照葉樹林帯(カシなどの常緑広葉樹)と冷温帯系の落葉広葉樹林(ブナ・イヌブナ・ナラ・ホオノキなど)・中間温帯林(モミ・ツガなどの針葉樹林)の境界に位置し、山域の南側(常緑広葉樹)と北側(落葉広葉樹)で植生が異なるため、豊かで多様な植生がみられる日本でも珍しいエリアです。

北側に位置するいろはの森コースには高尾に自生する木を中心に、いろは48文字で始まる木が植えられていて、それがこのコースの名前の由来にもなっています。歩いていると道の両側に木の名前が書かれた説明板があります。
木にちなんだ和歌の板があるところもあったりと、なかなか風流です。里山の木々の名前と顔を覚えながら歩きます。

上部で合流する4号路も山体の北側にあり冷温体系のブナ、イヌブナなどが茂ります。

山頂直下では中間温帯林のモミ、ツガなどを見ることができダイナミックに変わる植生変化を見ることができます。

② 読図(地図読み)体験
高尾山から景信山への奥高尾登山道では地形図とコンパスの使い方をお伝えします。登山で湧き起こる「ここはどこ?」「どっちに進むの?」「あの山はなぁに?」と言った疑問をわかりやすく解説します。

③ 観天望気
当日の天気図をもとに「なぜ今こんな雲が出ているのか」「このあと、雨は降るのか」空を眺めながら天気の気持ちを読み取りましょう。

【 スケジュール 】
日時:2023年4月9日(日) 日帰り
集合:午前7:50 JR高尾駅 北口改札
行動時間:約7時間 行動距離:約9.2km 累積標高:+約950m -約890m
トイレ:コース内3ヶ所

●行程
07:50 JR高尾駅北口改札にてガイドと合流
08:12 路線バスにて日影バス停へ移動

08:50 日影沢にてブリーフィング 、準備体操、観天望気の後出発
   いろはの森登山道を登りながら植生観察

   4号路に合流し高尾山頂へ

11:00  高尾山頂 丹沢、富士山の景観と山座同定

   奥高尾登山道にてもみじ平、一丁平経由 小仏城山へ

13:00 小仏城山

   小仏峠経由 景信山へ

14:00 景信山

   山頂から高尾山からのルートを振り返ります 

15:00 小仏峠バス停

   路線バスにてJR高尾駅へ

<下山後のお楽しみ>
CAFE CHOUCHOU
高尾駅から徒歩5分の本格グルメバーガーのお店で腹ごしらえ。山行を振り返りましょう。詳しくはこちら。

ガイド料金

7,500円(ガイド経費込み)
※お客様自身の交通費、バス代は含まれません。各自別途ご負担願います。

<募集人数>
最小催行人数 3名 

<持ち物>
夏山標準装備

※講習用の地形図はガイドにて用意します。

<参加に関する注意事項>
※お客様の交通費、タクシー代はガイド料に含まれませんのでご注意ください。

※「Life Labo 登山部ご参加に関して」を必ずご一読、ご理解の上お申し込みください。

<参加申し込み>
こちらの申し込みフォームからお申し込みください。
 
<問い合わせ先>
spiritek_2005@mac.com
LifeLabo登山部 登山ガイド 小山和彦

 

○日本山岳ガイド協会認定
登山ガイドステージ1
かながわ山岳ガイド協会所属

○日本山岳・スポーツクライミング協会認定
夏山リーダー

○日本オリエンテーリング協会認定
ナヴィゲーションスキル認定 シルバーレベル

○日本山岳検定協会
山の知識検定 ゴールド

○上級救命技能検定

 

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