「机上講習」と「読図山行」セットで地形図とコンパスの活用法を学びましょう
普段登山に出かける時、今日のルートはどれだけアップダウンがあって、どれくらいの距離があって、何が見えるのか把握して出かけていますか?
登山中、今どこにいて、何が見えているのか、どちらに進むのか自信を持って行動できていますか?
登山において「地形図」と「コンパス」が必要になる場面は二つ。
1、登山計画をたてる:地形、標高差、距離などルートを把握し計画をたてることで安全に行動できるだけでなく、これから計画する山の面白さ、興味がどんどん湧いてきます。ガイドブックやSNSで得た事前情報をさらに膨らませましょう。
2、ナビゲーションする:登山計画で把握したルート、地形が目の前に広がります。今どこにいて、どっちに進み、次に出てくる特徴的な地形は何か、あそこに見えている山は何か。
どれくらい上るの?いつまで降るの?ガイドに聞くまでもなく地形図が教えてくれます。
「自分で歩く」と山頂に着いた時の達成感、ゴールした時の安堵感は格別。LifeLabo登山部では「自分で歩く」楽しさの入り口として「机上講習」と「読図山行」をご用意しました。
「机上講習」では地形図とコンパスを使って読図山行に向けた登山計画を練ります。
「読図山行」では登山計画をもとにルートファインディング、コンパスワークなどを行います。
1、机上講習(3時間)
● 磁北線を引く
● 行動するルートを把握する
● ルート上の顕著な地形(尾根、谷、鞍部、ピーク)を把握する
● ベアリング表、コンパスを用い「行動計画表」を作る
● 山行におけるリスク、タイムマネジメント、ルートの起伏を可視化します
2、読図山行
● 現在位置を把握する(地形図の整置)
● 尾根、谷、鞍部、ピークなど顕著な地形で地形図と見えている景色をチューニングする(地形把握)
● 分岐や不明瞭なルートで進行方向を把握する(コンパスワーク)
● 地形図とコンパスで周辺の山を特定する 周囲の景色から現在位置を知る(山座同定)
● 計画通りに歩けているか意識する(タイムマネジメント)
1、机上講習
日時:2023年4月12日 10:00 – 13:00
集合:京王線 下高井戸駅前改札前 9:50
会場:LifeLabo 登山部 部室
持ち物:地形図(与瀬)、プレートコンパス、筆記具(3色以上のペン、3色以上のラインマーカー)
<受講料> 3,000円
2、読図山行
日時:4月19日(水)
集合:JR高尾駅北口改札 7:50
7:50 JR高尾駅北口改札にてガイドと合流
8:12 – 8:33 路線バスにて小仏バス停へ移動 ブリーフィング
8:50 ~ 12:00 行動開始
小仏バス停 – 景信山登山口-地形と地形図を比べながら登山-景信山 – 堂所山(昼食)
12:00 ~ 15:00
堂所山 – 底沢峠 – 明王峠 – 孫山 – 相模湖駅 解散
行動時間:約7時間 行動距離:約10km 累積標高:+約867m -約957m
トイレ:コース内4ヶ所
<ガイド料金> 5,000円
<募集人数>
最小催行人数 3名
<持ち物>
夏山標準装備
<参加に関する注意事項>
※お客様の交通費はガイド料に含まれませんのでご注意ください。
※「Life Labo 登山部ご参加に関して」を必ずご一読、ご理解の上お申し込みください。
<参加申し込み>
こちらの申し込みフォームからお申し込みください。
<問い合わせ先>
spiritek_2005@mac.com
LifeLabo登山部 登山ガイド 小山和彦
○日本山岳ガイド協会認定
登山ガイドステージ1
かながわ山岳ガイド協会所属
○日本山岳・スポーツクライミング協会認定
夏山リーダー
○日本オリエンテーリング協会認定
ナヴィゲーションスキル認定 シルバーレベル
○日本山岳検定協会 山の知識検定 ゴールド
○上級救命技能検定