こんにちは。

LifeLabo登山部、登山ガイドの小山和彦です。

2022年1月。Sachiさんから嬉しいお誘いが届く。
コロナの影響もあり企画から延び延びになっていた芳ヶ平ヒュッテへの雪山旅。

いきますか?って、そりゃいくでしょ。

【Day1】

横手山スキー場集合。
横手山山頂ヒュッテで腹ごしらえをしながらブリーフィング。

渋峠を経由しシラビソ、コメツガ、カラマツの森を標高差500m、距離4kmほど降ります。
芳ヶ平ヒュッテまで行動時間は2時間の見込み。

 

 

渋峠まではガスに包まれていましたが、晴れ間がのぞくと妙義山あたりまで視界が広がります。
カラマツが目立ち始めると芳ヶ平はもうめのまえ。

【芳ヶ平ヒュッテ】


管理されているご夫婦の個性が感じられる、とーっても居心地のいい山小屋。
大型犬のトゥーリ、セレナ、クッカーが出迎えてくれます。
小さな小屋なので1日1組の予約が原則のよう。
なんと言ってもご飯が美味しい!

【朝のお散歩】

あさ5時半。月明かりの中、日の出を迎えにカラマツの森をお散歩。
ワンコもはしゃいでついてくる。
陽が昇り、小屋に戻るといい香りが漂ってきます。

この日は結構行動量も多いのでしっかり朝ごはんをいただき、たっぷりエネルギーを補給します。

【Day2】
8時出発。
この日は6時間程度の行動を見込んでいます。距離約10km、累積標高:登り600、降り600。

まずは白根山湯釜を目指す。
うっすらとした尾根線から斜面に上がり300mほど登り返します。
シュカブラがきれい!

直下の斜面はそれなりに斜度があるのでつづら折りに進みます。
稜線に出ると湯釜の碧が目に飛び込んできます。
規制中でもあるので接近はしません。湯釜が見えるあたりで記念写真をパチリ。

時刻は10:30。行動開始から約2時間半。ここから、一旦谷筋に向けて200m下降し、うすうらとした尾根を200m登り返し国道にとりつきます。

北向の斜面は雪量も増え、谷底はかなり埋まります。
本日いちばんの雪崩危険地帯ですから、周囲に警戒しつつ、先行者との間隔を開け足早に通過します。

反面、登り返しはしまった雪でどんどん高度を稼げる感じでした。
11:40国道に取り付き一安心。カロリー補給の大休憩。

標高2,172m日本国道最高地点、渋峠を経由し横手山スキー場陽坂駐車場に14:20下山しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です