こんにちは。

Life Labo 登山部、登山ガイドの小山和彦です。

大変ご好評をいただいておりますGeo ぶらスノーシュー上高地。

3月9日、16日それぞれ1室を残すのみとなっています。ご予約はお早めに。

さて、1月26日から第3回机上講習+上高地スノーシューを開催しました。
今回のお客様は東京でアウトドアショップにお勤めのタフガイお二人さま。
女性含む3名でお申し込みでしたが、お一人お越しになれなかったので、ふた部屋をゆったりお使いいただきました。

あずさで豊科までお越しいただき合流。
柏矢町のギャラリーレストラン「TOO」でのオープンサンドイッチ昼食会からスタート。ちゃっかり嫁も合流。

・あづみのサーモン+アボカドをお塩とわさびでいただく「TOO」
・あづみの野菜+プロシュートでフレッシュにいただく「あづみのハーヴェスト」

・やんちゃな背徳感「クロックムッシュ」
をそれぞれいただきます。

うちのツアーは深々のご飯はもちろんですが、地元在住のガイドがお勧めできるお店を厳選しているのもお楽しみのひとつ。

机上講習はアウトドアショップ勤務の強者相手ですから、一筋縄ではいきません。
前日1月25日の降雪メカニズムに関する出題からスタート。

お題は「この天気図から148号線を北上して糸魚川に向かう友人へのアドバイス」。求められるのは地形を意識する視点。

お答えとしては全国ニュースでアマタツが説明する内容としては合格(!偉そう)ですが、ジモティー視点で地形を意識すると

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今回の課題でミクロな視点で注目するのは「等圧線のかかり方」

冬型でも等圧線が横型、縦型、くの字型とありますよね。今回は綺麗な縦型。何かに似ていませんか?

そう、姫川の流れと重なっています。
ということは姫川の作る谷、すなわち148号に沿って強風が入ってきます。ここが風の通り道となる。そうすると降っている雪以外に周りの山についてる雪とかもこの谷に向かって移動してきます。そうすっと天気図以上の積雪を産むことになります。

そして強風、凍結リスク増しますよね。糸魚川は終始、風速10m近い強風でした。

そして実況天気図を添付します。

さらに嫌な感じ、というのは赤線で引いた気圧の谷が発生していて「くの字型の里雪がた」に変わっています。くの字のところでは上昇気流が発生するので降雪が増えます。

12時ごろの小谷のライブカメラ映像添付します。

かきいれどき、日曜の昼の道の駅の除雪状態とは思えないですよね。要は間に合わない、やっても無駄ってことだったんだと思います。148号では14時ごろから渋滞が発生していたようです。新潟、長野県内で少なくとも2か所以上で事故があったようです。

湿度はしっかりと佐野坂丘陵で水分を落とし、安曇野は晴天のからっ風強風が吹き荒れていたようです。面白いねー。

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机上講習の後は「すずむし荘」の温泉でまったり。早めの消灯で翌日に備えていただきます。

翌朝は5時半から深々茉美ちゃん渾身のBLT+オムレツサンド&コーヒーで朝から幸せ感満載。
茉美ちゃん、ありがとねー。

そして肝心の上高地は。。。。

前日みなさんに予測していただ通り、終始曇天+時々吹雪。
ですが、そこはさすがツワモノ。悪天候とは思えないはしゃぎっぷり。穂高の美しい稜線は「心の眼」で見てもらうこととなりましたが、扇状地や河畔の植生、落ち着いた森と若い森のコントラスト。凍らない水と地下の断層など玄人受けする内容でご満足いただきました。

トンネルの出口で逆高で写されると、なにげにヒーロー感満載ですよね。僕はこれを「アルマゲドン効果」と呼んでいます。

どうやら帰りのあずさでは「唐揚げ弁当」+「地ビール」で最後まで盛り上がったようです。
なにより。また秋に糸魚川の山に行きましょう。

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