こんにちは。
Life Labo登山部あづみの、登山ガイド小山和彦です。
1月17日、18日Geo ぶらスノーシュー上高地 第2回開催しました。
平日開催の上高地スノーシューはほぼ満席。(残少!急げ!)
今回は唯一の土日開催。さぞ活況と思いきや、登山部常連さまお1人での開催となり、マンツーで濃厚にご案内させていただきました。
前日の机上講習はLife Labo登山部あづみのBaceにて開催。
今回の参加者は昨年の夏山講習で天気図もしっかりと学んでいただいています。
天気図から翌日の上高地を予測。
大陸に居座る高気圧の東へりに位置し、弱い冬型。早朝は北からの風であづみの平野は低い雲でどんよりするが、バスが到着する9時ごろには冬型も緩み北東の風となり上高地は快晴。
と予測。果たしてどうなるんでしょうか。
バスの車窓、中の湯では梓川が作り出す急峻なV字谷を確認いただき、平坦な上高地の梓川とのコントラストを想起します。
釜トンネルは始めて歩く人には想像外の勾配があります。安定して歩いていただくには準備体操が不可欠。続々出発する人たちを尻目に入念に準備。
今回、釜トンネルは照明が付いていましたが、上高地トンネルは消灯、真っ暗。全員がヘッドライトつける必要はなく、ガイドが点灯しますのでご安心ください。
トンネルを抜けると、果たして、、、ドドーンと快晴。天気図通りの展開にニンマリ。
大正池まではあえてアイゼン類をつけずにツボ足でフラットフッティングの練習。雪上、氷上での滑らない歩き方は夏山でも役立ちます。
カルデラの外からカルデラの内側に入ったことを確認(どーゆーこと?机上講習をお楽しみに)しながら、霞沢発電所の取水口などを探訪。
上高地発展の足跡を実感しながら進みます。
大正池にてスノーシューを装着。
ぐるり360°の山々の猛々しさを満喫しながら
「なんで西穂丸山はなだらかなの?」「穂高はギザギザなのに」「焼岳がこんな形なのには理由があるよ」などなど前日の講習内容を振り返ります。
穂高の眺めに後ろ髪をひかれつつ、歩を進めます。
扇状地や、河畔林、安定した森、、、など講習で学んだ地形と植生のコントラストを実感していただきながら。参加者の腑に落ちた時の表情はジオガイドにとって嬉しい瞬間です。
そして例の、、、「謎の森」の生成過程をいろんな角度から確認しながらけんけんがくがく議論が深まります。
そして今日イチのビューポイント。田代湿原。
ここからは西穂高の稜線から、吊り尾根、前穂、明神までフレームに収められます。
大正池からは遠すぎて、河童橋からでは近すぎて、ここがベストポジション。
まるで太陽と地球の位置関係のよう。
雪の穂高をバックに手前の田代湿原は季節によって色合いが変わる。
白い冬、緑の春、色とりどりの夏、黄色く染まる秋。
そして山への雲のかかり方。
組み合わせによって、365日違う上高地を見せてくれるのが田代湿原。
帝国ホテルまで足を伸ばし、田代橋で昼食。
帰りのバスの20分前に下山完了。
フルタイムで満喫いただきました。

