1/7夕刻から1/8早朝にかけて冬型の気圧配置の影響で松川村では車上10cm程度の降雪がありました。

里山も白く染まりようやく待ち望んでいた眺めを見ることができました。

白馬の稜線は発達した雲に覆われおそらく50cmを越える降雪とウィンドスラブで不安定性は増していると想像できます。

いいタイミングでオフの今日、森林限界あたりまで上がりたいところですが、あいにく今日は午前中所要のため入山できず。

午後から中山高原でスノーシュー散歩をかねた積雪観察へ。

松川村に暮らし始めて、この冬白馬エリアに足繁く通っています。

一般的には「大町越えると雪増えるよねー」って感覚ですが、暮らしてみて感じるのは「南借馬」交差点あたりから日本海側の影響が強まる、という感覚です。

調べていくと大町は冬型気圧配置、南岸低気圧どちらの影響も受けることがあり、日本海側と太平洋側双方の気候帯を持つとも言われています。(非常にざっくりした表現ですが)

地上天気図で等圧線が直立(Iの字、Jの字)だと日本海の影響を受け、S字だと太平洋側と同様の好天と結論づけた文献も見たことがあります。

姫川、高瀬川の流れが寒気を運ぶのでしょうか。

今日遊びに行った中山高原も標高1000mに満たない東山のエリアですが、今回のストームで40cmほどの積雪。

融解凍結層もなかったですから根雪のないところに今回のストームで降った新雪が乗った感じ、まさにパウダー。

到着時には降雪は終わり5メートルほどの北寄りの風が吹いていました。

電波塔のあるピークを境に南面と、北面の斜面がありますが、こんなプチ地形でも北の雪が風によって南に運ばれ教科書通りの展開を見ることができます。

なるほどねーと納得した後は美麻珈琲で深煎ブレンドをいただきながらテキストを眺める。

自宅から車で30分くらいのところに雪遊びができて、観察ができてコーヒー飲みながらお勉強できる環境がある。

移住のダイナミズム!

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